停電時間が⻑引けば、冷蔵庫の中の食材もダメになってしまいますし、携帯電話なども使えなくなってしまいます。 小さなお子様や高齢者の方が住んでいる家庭、ペットがいるご家庭は特にリスクが高まり不安になります。停電リスクが年々高まっていることから、蓄電池を導入している家庭が増え、価格も下がってきました。停電に備える意味でも蓄電池は「停電保険」とも言われ、さらに電気代を稼いでくれる非常に優秀なモノなのです。
2019年9月9日未明、千葉県内に甚大な被害をもたらした台風15号。県内ほぼ全域の約90万戸が停電し、暴風により多くの住宅が損壊。停電が2週間続いた地域も多くありました。多くの家庭でエアコン、冷蔵庫、携帯電話が使えない状態になり、
とても危険状態でした。
日本では毎年災害での停電が増えて、もし千葉県に来ていた台風が四国に直撃していたとすると愛媛と香川県全世帯で停電していた規模になります。
蓄電池に蓄えた電力で
「冷蔵庫・照明・エアコン等を動かして熱中症を避けて生き延びられた」と話していました。
家庭用蓄電池は災害時のバックアップ電源にとどまらず、今や住まいのゼロエネルギー化を推し進めるための重要な電源装置としても、確実に認識されています。蓄電池を導入する一番のメリットは、非常時に電源として使えることの安心感です。例えば、蓄電容量7.2kWhの蓄電池がフル充電の状態であれば、電子機器を12 時間使用し続けることができます。(フル充電は3時間程度で完了します)
蓄電池があれば、電力会社から供給される電気を使う時間をずらすことができるため、電力需要のピークの山を減らすことができ、エネルギーの無駄を減らすことができます。
自分で作った電気を自分で使うことができるようになり、家庭菜園で作った野菜をご家庭で味わって楽しむように、電気を自給自足する生活を楽しむことができます。
蓄電池は容量が非常に大切なポイントになります。蓄電池の容量は 3kw程度 〜12Kwまで様々な容量がありますが、太陽光の発電量や電気の使用量などを考えて選ぶ必要があります。停電時にすぐに使い切ってしまうような容量の小さい蓄電池を購入してしまうと本末転倒になってしまいます。ですので、「⻑時間使えるような容量、システムになっているか?」が重要です。
もう一つ重要な事は、「太陽光で発電した電力を自家消費分をまかなえる容量であるか?」と言う事を考えなければなりません。発電量に比べて容量が小さい蓄電池を購入してしまうと、蓄電池がすぐにフル充電になってしまいます。逆に発電量に比べて容量の大きすぎる蓄電池は初期コストが大きくなってしまいます。ですので、発電量と容量が合っているかが重要です。
蓄電池はメーカーが多く、用途も様々あるため、どれを選んでよいか難しい・・・。 それを良いことに現在、心ない業者が、特定の蓄電池をできるだけ高く売りたいがために業者の都合だけで提案をしている状況があります。
災害大国日本で、これからどう暮らしていくか。私たちクリエネは、代表が10代の頃から電気工事の現場に入り、30歳まで修行を続け、独立してからは16年。延べ約30年の月日を、電気と暮らしの最前線で、クリーンエネルギーの活用にもいち早く着手してきました。
これからの暮らしにおける電気のあり方は、蓄電システムによって一変していきます。電力会社に頼るのではなく、自分たちで電気を作り、蓄える。それは暮らしに豊かさと安心をもたらしてくれます。家族が幸せに暮らす未来のために、今なにができるのか。私たちクリエネにいつでもご相談していただければと思います。




























